テルマエ・ロマエ

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こんにちは、風呂めぐみです。ご縁のある皆さま、いつもありがとうございます。高松でソーシャルビジネスのプラットホーム、コワーキングスペース・ガイニーを運営させていただいています。コワーキングスペースという提供させていただいている設備の特徴から、起業時の初期投資費用をおさえられるため、何かをはじめたい方の利用も多く、相談にのることがあります。セルフブランディングのお手伝いをさせていただいています。

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今日の更新にまにあったでしょうか?ギリギリになってしまいました(汗(汗 今日はブックレビューをかねて、今思っていることなどなど。といっても、いつも読んでいるビジネス書ではなく、今回は日本のサブカルチャー、漫画です。主催させていただいている、クーリエジャポン朝食会で、お知り合いになった方に、おもしろいよと教えてもらった漫画「テルマエ・ロマエ」を読みました。舞台はローマです。ローマでお風呂の建築をしている建築家が、難題をかかえる事に、現代の日本にタイムスリップして、日本でみたり感じたりしたことを、ローマに帰って実行するというお話ですが、これがまた、絶妙に面白く、日本人とローマ人の共通点を、とてもコミカルに描いているんです。

 

作者のヤマザキマリさんは、イタリア人とご結婚されて、イタリアにお住いのようです。私はイタリアには行った事がありませんが、今一番行ってみたい国です。その動機なのですが、腰から下に身につけるもののサイズが、イタリアサイズがしっくりくるのです。ご存じの方もいらっしゃるかもわかりませんが、私は長身です。洋服や靴に関しては、本当に苦労してきました。特に靴は大人になってから、好みのものを見つけるのに大変苦労しました。一度グアムに行った時に、サンダルを買いすぎて、帰りの荷物検査で、担当の人に「スーツケースを開けなさい」と言われた程です。大阪で暮していた時に、ヨーロッパ方面から個人輸入をしていたお姉さんが、25cm以上の靴しか置いていないコアなお店を営んでおりました。やがて、洋服も扱うようになり、ショップに行くたびに、「menmiさん絶対あなたにピッタリだから、これをはいてみて」とズボンをお勧めされて、あ、これ欲しいと思うズボンが、すべてイタリア製でした。私は青春時代にスポーツをしていたので、おしゃれを楽しむでもなく、ジャージさえ着ていれば、どこにでも行ける人だったのですが、社会人になって、着てみたいなと思う服はことごとく、サイズが合わずに大変苦労しました。もちろん靴もです。そのお店はイタリア製だけのものを扱っていたわけではなかったのですが、なぜかきにいるスタイルやサイズはイタリア製のものばかりでした。そして、これは、最近わかったことなのですが、私の弟も長身な方なのですが、彼も特別オシャレではないのですが、洋服のサイズはイタリア製がしっくりするということを聞きました。そう、姉弟そろって、イタリアサイズなのです。そういった理由から、きっと日本で買うといつも割高に買っていた洋服や靴が、イタリアではきっと、気軽にお手軽に、選び放題に違いないという理由から、イタリアに行ってみたいという、とても単純な動機なのでした。

そうこうしているうちに、カテゴリーにもありますforesight(フォーサイト)のレビューを書かせていただいていて、フォーサイトの最終号で塩野七生さんの事を知り、塩野七生さんもイタリアに長い間お住みになっていらっしゃる方で、日本の女性でこんなカッコイイ生き方をしていた、女性がいた事に感激して、塩野七生さんが受賞されている、長編小説はちょと、読み切る自信がなかったので、エッセイからと思って買った、「イタリアからの手紙」を読んでいるうちに、ローマに焦点が合ってしまいました。

 

こちらのエッセイの中で、驚かされたのは、「皇帝いぬまにネズミはびこる」というエッセイ。なんと、二千年も前の下水を今も使っていて掃除をしていないという内容だった。それは、ローマ帝国破壊後のローマ人が新しく作るのを怠けていたというだけではなく、未だにちゃんと用を足すから作る必要がなかった。と記している。私が持っているのは、文庫本ですが、昭和47年に発刊されたと書いてある。それから、文中の三年前までには上水道まで使っていたと・・・。恐るべしローマ人。しかし、二千年も掃除しなかったら、それは、ネズミもはびこりますよね。

そういった事から、今一番行きたい国は、イタリア!そしてローマ!です。って、誰に宣言しているんでしょう(笑)よかったら、こちらの二冊読んでみてください。

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