南川の自然薯

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こんにちは、風呂めぐみです。ご縁のある皆さま、いつもありがとうございます。高松でソーシャルビジネスのプラットホーム、コワーキングスペース・ガイニーを運営させていただいています。コワーキングスペースという提供させていただいている設備の特徴から、起業時の初期投資費用をおさえられるため、何かをはじめたい方の利用も多く、相談にのることがあります。セルフブランディングのお手伝いをさせていただいています。

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こんばんは、風呂めぐみです。

めずらしく、そぅ。。。めずらしく、本日2回目のブログ更新!

よほど、現実逃避したいらしい(笑)

はてさて。。。

実は。。。とある人のことを思い出して、それを伝えにやってまいりました。

私の主人のおじいさんの事です。

じいさんは、自然薯という長芋を作っておりました。

私は、お嫁にきてから、じいさんがこの世からいなくなるまで、その芋の種植えと収穫のお手伝いをしておりました。

めでたし、、めでたし。。。

って、終わったらいかん!

数日前に、主人がめずらしく自然薯をいただいて帰ってきました。

というのも、自然薯はとても価値が高く、お高いのです。

じいさんが他界してから、私たちもあまり口にできておりませんでした。

正規品はとてもお高いのですが、ロス品がありまして、いつも私たちは、それをいただいていたのです。

主人が、自然薯をもらって帰ってきたものですから、息子さんに食べさそうと、短冊にしてみました。

シャリシャリ、サクサクしておいしいと、ペロリと食べてしまいました。

思い出話に花が咲き、主人のじいさんの事を、息子さんに伝えました。
味噌汁が大好きで、その血をあなたはひいていて、味噌汁がかかせない息子だということ。

戦争が終わって、お兄さんにお嫁に来ていたおばあさんが、戦争でなくなった兄の事とおばあさんの事を不憫に思い、その後一緒になってくれたこと。

私がお嫁に来たとき、父と母がご挨拶にコッソリとうかがったとき、じいさんばあさんしかいなくて、ビールを2本持ってきてくれて、そのうちの一本が、開けてふたをしていて、(飲みかけだったということ)図らずしてもう一本の方を開けて、父についでくれて、父は、ドキドキしていたということ。

自然薯を植えると、ジャングルのようなつるを、とても美しいまるでアートのような畑に一人で仕上げて、収穫の時にはまるで子供のように芋をあつかっていた事。

スイカを切ってほしいとばあさんに言われて、とてもおしゃれな三角に切ってくれた粋なじいさんだった事。

私は、後悔していることがあります。

それは、ひ孫の息子をみせてやれなかったこと。

ただ、それだけが、おしゃれで、粋なじいさんに対する後悔。

そんな事を思いながら、懐かしい味を、堪能し、息子11歳が、ペロリと自然薯の短冊をたいらげた事に安堵するのでした。

私は、やっぱり、人が好き!

ガイニーに訪れてくれた人、次はあの人に、これを伝えよう!とか、受け入れてもらえなくても、これを伝えなきゃとか思ってしまうのは、、、、

やっぱり、100年生きた、風呂のばあさんの血すじかな?

よかったら、こちらも読んでみてね。

しわーっす!

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