furo megumi
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めずらしく、そぅ。。。めずらしく、本日2回目のブログ更新!
よほど、現実逃避したいらしい(笑)
はてさて。。。
実は。。。とある人のことを思い出して、それを伝えにやってまいりました。
私の主人のおじいさんの事です。
じいさんは、自然薯という長芋を作っておりました。
私は、お嫁にきてから、じいさんがこの世からいなくなるまで、その芋の種植えと収穫のお手伝いをしておりました。
めでたし、、めでたし。。。
って、終わったらいかん!
数日前に、主人がめずらしく自然薯をいただいて帰ってきました。
というのも、自然薯はとても価値が高く、お高いのです。
じいさんが他界してから、私たちもあまり口にできておりませんでした。
正規品はとてもお高いのですが、ロス品がありまして、いつも私たちは、それをいただいていたのです。
主人が、自然薯をもらって帰ってきたものですから、息子さんに食べさそうと、短冊にしてみました。
シャリシャリ、サクサクしておいしいと、ペロリと食べてしまいました。
思い出話に花が咲き、主人のじいさんの事を、息子さんに伝えました。
味噌汁が大好きで、その血をあなたはひいていて、味噌汁がかかせない息子だということ。
戦争が終わって、お兄さんにお嫁に来ていたおばあさんが、戦争でなくなった兄の事とおばあさんの事を不憫に思い、その後一緒になってくれたこと。
私がお嫁に来たとき、父と母がご挨拶にコッソリとうかがったとき、じいさんばあさんしかいなくて、ビールを2本持ってきてくれて、そのうちの一本が、開けてふたをしていて、(飲みかけだったということ)図らずしてもう一本の方を開けて、父についでくれて、父は、ドキドキしていたということ。
自然薯を植えると、ジャングルのようなつるを、とても美しいまるでアートのような畑に一人で仕上げて、収穫の時にはまるで子供のように芋をあつかっていた事。
スイカを切ってほしいとばあさんに言われて、とてもおしゃれな三角に切ってくれた粋なじいさんだった事。
私は、後悔していることがあります。
それは、ひ孫の息子をみせてやれなかったこと。
ただ、それだけが、おしゃれで、粋なじいさんに対する後悔。
そんな事を思いながら、懐かしい味を、堪能し、息子11歳が、ペロリと自然薯の短冊をたいらげた事に安堵するのでした。
私は、やっぱり、人が好き!
ガイニーに訪れてくれた人、次はあの人に、これを伝えよう!とか、受け入れてもらえなくても、これを伝えなきゃとか思ってしまうのは、、、、
やっぱり、100年生きた、風呂のばあさんの血すじかな?
よかったら、こちらも読んでみてね。
しわーっす!
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