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私は香川県に住んでいます。香川といえば、さぬきうどんがとても有名になりました。県外からお客様がいらっしゃっても、お昼にうどんを一緒に食べに行くこともしばしば、そこで、気がつくのですが、讃岐人は意外とあたりまえと思っていた、セルフサービスのルールに、とまどったり、質問をされたりすることがあるので今日はさぬきうどんレッスンといきましょう。
まず、うどんの基本は3種類
・ かけ
・ ぶっかけ
・ つけ (ざる・ゆだめ)
かけは、かけうどん、いわゆる素うどんとよばれるものです。セルフのお店でかけを注文したら、ワカメやきつねはその後に、自分でとってうどんにのせるところがスタンダードです。ぶっかけは、ダシが濃くその名のとおり、うどんに ぶっかけます。つけは、つけ麺です。うどんを他の小さな器に、はいっただしにつけて食べます。上記でつけと表現しましたが、代表的なのはざるうどんの事です。そして、つけて食べるうどんには、ゆだめというものもあります。ゆだめは冬に登場するうどんなのですが、その名のとおり湯のなかにうどんが入っています。
そして、うどんの量
・ 小 =1玉
・ 中 =2玉
・ 大 =3玉
お店によって、量の違いがある場合もありますが、よほどの事がないかぎり、こちらでつうじます。初めてのお店に入って、大・中・小を言うのが不安な方は、1玉・2玉 でもOKです。
うどんの温度
・ ひや
・ あつ
ひやは、冷たいの、あつは暖かいものです。こちらもお店によって表現方法が違う場合もありますが、ようはうどんが冷たいものが良いのか、温かいものが良いのかが伝わればOK!つけの場合、お店によっては、ダシにもひや、あつがあるところもあります。
ここまで、OKでしょうか?セルフの注文窓口にきたら、うどんをオーダーします。「ぶっかけ・1玉・冷たいの」これに、大根おろしなど、アレンジしたメニューがあれば、「おろしぶっかけ、1玉・冷たいの」などなど。
さてここからが、アレンジのお話です。みなさん、「かまたま」という言葉をお聞きになった事があると思います。「かまたま」は、釜からあげたうどんの事を、かまあげとよびます。いわゆる、今まさにゆであがって、できたてホヤホヤ・ぬくぬくのうどんです。これに生卵をかけて、まぜてうどんの熱で半熟卵にしてしまうのを、「かまたま」とよびます。「かまた」は、最近市民権をえていますので、セルフサービスの手打ちうどん店にはたいてい、あります。あと、これはとてもつうな食べ方だと私は思っているのですが、その名も「生しょうゆ」。「きじょうゆ」とよびます。だしや、つゆで食べるのではなく、しょうゆをかけて食べます。うどんがおいしくないと食べられません。カレーうどんはお店によって、カレーの作り方もちがうようですので、なんともいえませんが、うどんにカレーがかかっている事は確かです。
そして、忘れてはいけないのは、おでんの存在です。セルフうどん店にもかぎらず、さぬきのうどん店には、おでんがあります。なんでおでんがあるのかをよく聞かれるのですが、ビールを飲む間、はたまたうどんを待つ間の、あてアイティムだと思っています。おでんももちろんセルフサービスなので、遠慮なくご自分で好きなアイティムをとって下さい。完全セルフのお店では、食べるまえに精算すればOKです。お会計が後のうどん店では、とったおでんを聞きにくるところ、精算時に申告するところと、まちまちですが、おでんの串で料金がわかるようになっています。ズルしちゃいけませんよ。
セルフのお店には、自由にとってよいものがたいてい、レジの近くにおいてあります。やくみのネギやしょうがだったり、てんぷらをあげた時にできる天かすだったり。わからない場合は、レジにいる人に「うどんに入れてもいいですか?」とうかがうと、「どうぞどうぞ」といってくれます。
後は、空いている席をみつけて、ずずずーっと、うどんを飲んでください。え?飲むの?そうです。讃岐人はうどんをかみません。飲みます。だから時々鼻からうどんが出るかどうかは、ためしてみてください。
これが、さぬきうどん♪
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