furo megumi
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8月も二十日が過ぎようかという頃の更新!ああ、週二回更新する宣言はどこに行ってしまったのだろうか(汗 宣言したのに守れなくてごめんなさい。
こちらのブログでも、「99.7歳復活」 「素敵な時間の共有・・・」でご紹介させていただいた、私のおばあさん100歳が8月にはいってからあちらに逝ってしまいました。100年という年月のうち、私が一緒に過ごさせていただいた、約40年のなかでも、本当に愛あふれるおばあさんでした。最後まで大病することなく枯れてゆくようにあちらの世界に逝った。
野辺送りのとき、骨になったばあさんを見せてもらって、その骨の頑丈さに皆でうなずいたものです。私は主人のおじいさん、おばあさんの野辺送りも経験させていただいているので、その時の様子が記憶に残っていてどのような感じででてくるのか想像をして準備していたのですが、まったく想像と違っていました。係りの方も「100歳とうかがっていましたが、とても100歳のお骨には見受けられないぐらいしっかりと残っていらっしゃいます」と驚かれていらっしゃいました。その言葉通り、普通シャレコウベは熱風でバラバラになってわからないものなのに、ばあさんは半分くっきりと残っていた。顎の骨もしっかりとしたアーチを描いていた。肩にかけての骨は真っ白でがっしりとしていて、私もその遺伝子を受け継いでいると確信した。
これは、私も100歳まで生きられるのだろうか?今年40歳になるので、もうすぐ人生の折り返し地点だと思っていたのですが、100歳までとなると、まだ半分も生きていない。長く生きられるのはうれしいことですが、ばあさんのように健康で長生きしないといけませんね。
私が産まれた頃1970年代には20%を占めた祖父母と孫が同居する3世代家族の比率は、現在たった8%。家族のいない一人暮らしの高齢者世帯が約20%にもおよび、孤独死が増えている長寿大国のなかで、皆にみとられ見送られて逝ったばあさんは、とても幸せだったと思う。
そして、田舎ではこれから仏の道がはじまるのです。そこであらためて日本人が忘れかけていた、心を再度勉強するのでした。
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