重要文化財 旧岩崎邸庭園

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[custom_field field=”岩崎邸庭園,岩崎弥太郎,坂本龍馬,三菱財閥,” limit=”1″ between=”, ” /]5月11日・12日と東京へ出張に行ってきました。そして、母親が東京へ旅行に行った時、はとバスツアーで、旧岩崎邸を見て、三菱財閥の時代風景を見てきたと、聞いて、チャンスがあれば、見てみたいなぁ、、と思っていたところでした。その、旧岩崎邸を仕事の隙間時間に、見学してきました。

旧岩崎邸とは?またまた、今話題の坂本龍馬のお話から続くのですが、龍馬と同藩である岩崎弥太郎が、龍馬の遺志を受け継ぎ明治時代のベンチャー三菱を創業した遺産である。
今は、1999年に重要文化財に指定され、東京都の管理下におかれているのでどなたでも来館し、見学ができます。


入り口付近では趣のある石垣がお出迎え


三菱のマークへの由来


受付で入館料を支払い、パンフレットをいただきました。

この時代に、これだけの敷地面積を所有していた事を思うとどれほどの財を築いたのだろうと想像してしまいました。と言いましても、後でパンフレットを見て知ったのですが、今公開している敷地面積部分は、当時所有していた土地面積より1/3程の面積となっているようです。建物につきましても、20棟以上の建物があったそうですが、現在はその中の3棟のみとなっています。越後高田藩江戸屋敷から旧舞鶴藩知事・牧野弼成などを経て岩崎家本邸へと変還したようですが、ここでのみどころは、やはり洋館の美しさである。貿易を生業としていた、三菱商会の特権でもあるといえるのではないでしょうか?


上は、正面から見た洋館 下は南から見た洋館


ベランダに敷き詰められたイスラム風のタイル

また、洋館の正面からはまったく想像のつかない結合された和館は、江戸から明治への移り変わりを反映しているようにも思いました。


洋館と、和館の渡り廊下から見える中庭は、純和風 注)館内では撮影禁止です。あれ?


外から観た和館 この右隣奥に洋館があります。和館内には、現在和風カフェがあります。

残るもう一棟は、「撞球室」と呼ばれた、ビリアード場 こちらも洋館を設計したジョサイア・コンドル氏の設計で、当時では非常にめずらしい、スイスの山小屋風の造りとなっている。さらに、驚くのは洋館から地下道でつながった構造だということです。(ごめんなさい、写真を撮るのを忘れました)

そして、金唐和紙といわれる、江戸時代にオランダから入ってきた、皮革工芸品を真似て和紙で作られたものであり、宮殿や市庁舎などの室内を飾る高価な壁装材であったものに模様を彫った型を皮革に重ね合わせてプレスして、金属箔を全面に張り、塗料を塗った大変豪華な、壁紙。日本では明治の洋風建築に幾つかみられ、現在の旧岩崎邸には、洋館の二階客室2室に金唐革紙が貼られています。それを、しおりにして、販売していたので買ってみました。


柄は裁断する具合によって、それぞれ違うものになっていました。

岩崎弥太郎という人物は、どうも、最初は坂本龍馬と馬が合わなかったようですね。あいかわらず、私はNHKの龍馬伝は、見られていないのですが、「龍馬伝」は岩崎弥太郎から見た坂本龍馬を描いているらしく、よってその配役をされている香川照之さんが、ナレーション等を務められていらっしゃるとうかがいました。
最近私は、とある人と出会い、このような事を教わりました。「人も、企業も、はいはいと同じ意見の者ばかりの集まりでは成長ができない。反対の意見を十分に理解してこそ、お互いが成長できるのだ。」と、やはりライバル心という「心」は必要で、それが、原動力になり、成長させるのではないか?と感じる今日この頃です。あなたに、ライバルはいますか? 私?私には、常にライバルはいます。けれど、ライバルには、そっぽを向きがちな私です。これを機会に反対の意見も理解できる人になりたい。

・・・と、そんな事を考えさせていただいた、旧岩崎庭園、機会があれば是非足を運んでみて下さいね。時代の風景が見える・・・ぜよ。

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