総務部だから思うこと。

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こんにちは、風呂めぐみです。ご縁のある皆さま、いつもありがとうございます。高松でソーシャルビジネスのプラットホーム、コワーキングスペース・ガイニーを運営させていただいています。コワーキングスペースという提供させていただいている設備の特徴から、起業時の初期投資費用をおさえられるため、何かをはじめたい方の利用も多く、相談にのることがあります。セルフブランディングのお手伝いをさせていただいています。

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最近の私の話題と言えば、雑誌、本、アンドロイド携帯でしたが、今日は総務部に所属しているから、思っていることを書こう。

我社は、中小企業で、健康保険は、協会けんぽに加入しています。そして平成20年10月から政府管掌保険(政管健保)は全国健康保険協会(協会けんぽ)に変更になりました。政府管掌保険と全国健康保険協会??なんと難しい名前ですが、何が違うのでしょうか?難しいので、以下略称名で書きますね。

健康保険の仕組みは、庶民が平等に医療を受けるためにある仕組みで、高額な医療も全員がなんらかの保険に加入するにあたって、少ない金額で診察ができたり、お薬をいただけたりする訳です。日本の医療はすばらしく、皆が平等にこのサービスを受けられるということは、とてもありがたい仕組みだと思っています。アメリカはそうではなく、保険に入っている人しか、医療を受けられない仕組みとなっているそうです。ミルズ君のブログニコリトさんのブログにその模様が書いてあるので、合わせて読んでみてください。ちなみにオバマ大統領はこのあたりの改革をしようと、がんばっていらっしゃいますね。

ですが、最近では将来の日本に不安を感じ、年金や保険料を納めていらっしゃらない方々もいると、世の中では言っています。ではそのしわよせは、どこに?というと、会社勤めの方々にのしかかってくると言う訳です。なぜのしかかってくるのかと言いますと、会社を運営していると、必ず納めないといけないものの中に入っているからです。ようは、とりやすいところから、お金を集めはじめます。そこで、政管健保から協会けんぽに変わって何が変わったのか?というところですが、協会けんぽになって、民間の職員も採用されたため、一番に収益を追及しにかかるわけです。これはもちろんの事だと思います。入ってくるお金と出て行くお金、出て行くほうが多ければ赤字というわけですから、追求してあたりまえなのです。それでもう一つ付け加えると、今までは国全体で保険料率という掛け金は、一律と決まっていましたが、これが都道府県ごとに計算されるようになりました。ちなみに、私の会社が所属している県は、47都道府県のうち、ワースト2位ぐらいです。保険料がすごく高くなっています。計算方法は、県民の数やら使った医療費やらモロモロで計算され、算出されます。高くなるということは、法人として負担する額も、個人として負担する額もあがるのです。ちなみに東京都とどれぐらい差があるかと言いますと、東京はトップから3位ぐらいで、今回の改正後でも我が県とは、0.08%も差があります。それでも、前回の基準よりかなり約1%以上も上がっているので、日本で全体的に保険料率は上がっているのです。この事を、弊社の社長にお話したら、「ふ~ん、なら、本社を東京に持っていこうかなぁ」なんて、つぶやいていらっしゃいました。そうなると、会社がお支払いする税金も東京都にお支払いされる訳で、地方でがんばっている私たちは、悪循環?なんだかなぁ・・・。というやるせない気持ちになってしまいました。そのうち、日本に税金納めても、まったく良いことがないので、会社を海外に持っていこうって事になりかねません。私たち日本人なのに・・・。

そこで、保険料率をあがらなくするために、協会けんぽからお知らせがきていたのですが、まずは、「ジェネリック医薬品」という選択肢があると言うことをおっしゃっています。同じ効き目でも、薬代の負担を安くする。そういえば私たち、お薬の事はあまり知らないから、お医者様まかせですよね。お医者様に診察の際に一言、「お薬はジェネリックでお願いします」というだけで、私たちの医療費の負担もへりますし、保険料率も下がる可能性がありますね。どうしても新薬でないといけない場合もあるかと思いますが、節約しないといけない時期にきている日本の事を考えて、次はジェネリックでお願いします。

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