素敵な時間の共有、ありがとう

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こんにちは、風呂めぐみです。ご縁のある皆さま、いつもありがとうございます。高松でソーシャルビジネスのプラットホーム、コワーキングスペース・ガイニーを運営させていただいています。コワーキングスペースという提供させていただいている設備の特徴から、起業時の初期投資費用をおさえられるため、何かをはじめたい方の利用も多く、相談にのることがあります。セルフブランディングのお手伝いをさせていただいています。

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こんばんは、menmiです。今日は以前からチラリとお伝えしていたと思
いますが、私の父方の母、おばあさんの百寿のお祝いでした。
昔から知っている、おじさんやおばさん、イトコ達と気兼ねなく、
お酒を飲めて、とても楽しかった。
途中、おばあさんとのエピソードを、それぞれ語る事になり、皆さんの
エピソードも、大変楽しませていただき、笑いあり、涙ありで、本当に
ばあさんの、人柄がよくわかるお祝いでした。
私が語ったエピソードは、、、


私の実家は、母屋ではなく、新家です。母屋には歩いて10分程で
遊びに行くことができ、小さい頃にはよく歩いて気軽に遊びに行かせて
もらっていました。その日の季節は夏、いつものように父と夕方、母屋
に遊びに行くと、ばあさんの姿が見えません。どこに行ったのか、
おばさんに聞くと、友達の家に遊びに行っていると言うので、時間も
遅いし、もう帰って来ても良い時間なので、父と私とで歩いて迎えに
行く事にしました。父はお酒を飲んでいたので、千鳥足。おばあさんの
友人宅に着くと、呼んでくるように言われた私は、「こんばんは、こん
ばんは」と大きな声で、玄関口で叫びました。すると、二階から、うち
のばあさんの声がして、「だれなぁ~」と言われたので、「menmi」と
答えると、まるで我が家のように、二階に「上がってきなさ~い」と
言うではありませんか、、。私は恐る恐る二階に上がりました。
すると、パジャマを着た、おばあさんの友人と、うちのおばあさんが、
ごろりと横になって、何やら話をしていました。後から聞いたのですが
パジャマを着たおばあさんは、先日まで入院されていたようで、
退院したので、うちのおばあさんが、お見舞いに行っていたようです。
「ばあさん、もう遅いからかえろうよ。」と言うと、
「まぁ、座りなさい」と言われ、また自分の家のように、むいてあった
梨を、「食べなさい」と差し出した。私は仕方なく、手にとって、あつ
かましくも、いただいた。その後、父が外で待っている事を伝えると
ばあさんは重い腰を上げて、帰る準備をしました。
やっと、帰ってくれるのだと思い、家の外まで来ると、待ってくれて
いた父が先に先に歩きだし、足の悪いばあさんと私は置いてけぼり。
すると、ばあさんが、足元の悪い暗い細い道の方へと歩いて行き、少し
でも、父に追いつこうとするように、細い道に入ろうとしたので、
私は、「ばあさん、危ないからこっちの明るい道から行こうよ。」と
声をかけました。するとばあさんは、「ここは、おたい(私)の道だか
ら!」と言って、スイスイと夜道を進んで行くではありませんか、、、
後からついて行く私の方が、足元を探るように、歩いていました。
私の道って・・・。勝手に言っているし・・・。と思いつつ、それぐら
い慣れた道なんだなぁ~と思っていると、ばあさんが、帰り道に話し
始めた。私の出里は、この付近で、この辺りの事はとてもよく知って
いるのだと。川を一つだけ越えて、今の家にお嫁に来たんだと、教えて
もらった。「へぇ~、、、じゃあ、じいさんの事は、小さい頃から、
知っていた訳なのね?」と聞くと、ばあさんは、一人でなんか照れた
様子で、マゴマゴ言っていた。何をマゴマゴ言っているのだろう?
と思ったら、「そんな、小さい頃から、すいとった(好きだった)
訳ではないけどなぁ、、、」なんて、言いながら照れくさそうに、歩い
ていた。知っていたとすいとったを聞きちがえて、明らかに、昔から
じいさんに恋をしていた様子が、とても伝わって来て、かわいくも
うらやましくもあった事を、思い出した。
そんな、かわいいばあさんの事を、エピソードとして、伝えたかった
のだけど、マイクが回ってきたら、1/3ぐらいの内容しか言えなかっ
た・・・。ので、ブログに書くことにしました。
今日は、とても素敵な時間を過ごせて楽しかった。ばあさんの100年
の時間で、私たちと一緒に過ごしてくれた時間を、とても大切に思いま
す。皆の原点は、今のばあさんだ。いつも人の心配をして、キツい事を
言ったりする人だけど、それは思いやりからくる事を皆知っています。
いつもいつも、皆の事を大切にしてくれて、ありがとう。
その思いは、皆の魂の中に刻まれています。これからも、元気で長生き
してください。
孫のmenmiより

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