校長先生のお話

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こんにちは、風呂めぐみです。ご縁のある皆さま、いつもありがとうございます。高松でソーシャルビジネスのプラットホーム、コワーキングスペース・ガイニーを運営させていただいています。コワーキングスペースという提供させていただいている設備の特徴から、起業時の初期投資費用をおさえられるため、何かをはじめたい方の利用も多く、相談にのることがあります。セルフブランディングのお手伝いをさせていただいています。

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今日は、ちょっと横道にそれます。
冬本番になって、ちょっと思い出したこと。
何年か前に、関西系の番組「探偵ナイトスクープ」に取材されたりしていましたが、私がお世話になっていた、スキースクールの校長先生のお話。
私がスクールに行き始めた、次の年に初めてニュージーランドからスタッフが来た。その時は、2名だったのですが、だんだんと増えてゆき、今は何人になっているのでしょうかね。私が滞在していたころで多くて20人弱はいたかな?もちろん彼らの英語、ほうげんが入っていますが、私たちと接するときは、わりときちんとした英語を使ってくれたりします。短い間の滞在期間ですが生活を共にすると、文化の違いや問題が山積みでした。
校長先生は、田舎のおじさんで、年齢は何歳だろう?当時45歳ぐらいだったかな?英語はまるでしゃべれませんでした。その校長先生の英語習得の道に、私はのちに感心させられてしまうのです。本当にまったくしゃべれなかった校長先生は、分厚い辞書を持っていましたが、忙しさのあまりに辞書をひいているところを見たことがありませんでした。わざとお茶につけて、しなしなにしたりしてみたり、はたまた、「流暢」という電子辞書を買ったりしていましたが、結局は使わずじまい。しかし、毎年冬に校長先生に会うたびに、英会話力はUPしています。不思議に思って、聞いてみましたら、今はもう放送されていませんが、毎日、毎朝、早見優の英会話のTVを見ているんだ!と言っていました。私が聞いた時は、3年目になるって言っていたと思います。
そんな校長先生、今はどうかわかりませんが、ニュージーのスタッフを、空港までお迎えにいきます。一度8人ぐらいを一人で迎えに行った事があったかな?しかも、スキーウエアで、空港内を一人でウロウロ。私は無事に連れて帰ってこられるのか、少し心配していましたが、さすが校長先生、全員無事に連れて帰ってくるのです。しかも、荷物がすごい荷物なのに車のバンにしっかりとくくりつけて、自分より体の大きい人たちを連れて帰ってきちゃうのです。言葉が通じないのに!会った事もない人たちを連れて帰ってきちゃうのですよ!どうやったのですか?と聞くと、「向こうもさがしているだで、紙に学校名を書いて、ウロウロしたら、向こうから声かけてきたで!すごい荷物で車に乗せるのが大変だったし、高速で荷物が飛ばないか心配だったから、そろそろ帰って来たで!」って
今は携帯電話が普及しているので、きっともっと連絡手段があると思いますが、当時は本当に来るかどうか、ファックスでやりとりして、この便にのります。的な情報しかなかったような、一度は一日間違えていて、スタッフ達は大阪で野宿した年がありました。
そんな、校長先生の口癖は、「何事も経験が大事だ」でした。
長い間、お会いしていないので、そろそろ会いに行きたいな!

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