ホストファミリーとの出会い

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こんにちは、風呂めぐみです。ご縁のある皆さま、いつもありがとうございます。高松でソーシャルビジネスのプラットホーム、コワーキングスペース・ガイニーを運営させていただいています。コワーキングスペースという提供させていただいている設備の特徴から、起業時の初期投資費用をおさえられるため、何かをはじめたい方の利用も多く、相談にのることがあります。セルフブランディングのお手伝いをさせていただいています。

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昔話を思い出しているうちに、書こうと思いました。ホストファミリーとの出会いは、大変衝撃的でした。それ以前に、同じ州に向かうライオンズクラブのメンバーは全国から集まっており、約10名ぐらいいたと思います。当日、出会って、その州のその町には、日本語が通用する相手はその人達だけなので、帰る頃には、兄弟・姉妹のように仲良くなっていました。

ホストファミリーは、小さな町で雑貨店を営んでおり、名刺には、evrydays open!と書かれていて、大変勤勉な家族でした。それも、そのはず、お父さんのジョーは、イスラエルから移民した方で、奥さんの実家は地主だったと思います。宗教で、ブタを食べないって言ってましたので、イスラム教徒だったのでは?と思います。ユダヤ教徒だったのかもしれませんがその辺りは、あまり定かではありません。

夫婦は子供はいなく、当時12歳だった、メイスーンという女の子と同居していましたが、彼女はジョーの姪でした。私がステイしてから、二週間後に、メイスーンのお母さんが、3歳と4歳になる、子供達を連れて、イスラエルから遊びに来ました。メイスーンの、兄弟ですが、お父さんが違うと言っていたので、多分、お母さんは再婚されて、メイスーンは、ジョーと一緒にアメリカで暮らす事になったのだと思います。弟と妹に会うのは、メイスーンも初めてだと、言っていました。

ナディラという、30代ぐらいの、ジョーの妹も同居して、雑貨店で働いていました。私は、日本人、ホストママはアメリカ人、後はイスラエル人。英語もままならないのに、家中アラビア語が飛び交っていました。あるとき、前出の集合店舗に家族で買い物に連れて行ってもらった時に、3歳と4歳のモスタファとマランタも一緒に行っていたのですが彼らは英語はもちろんしゃべれません。私はアラビア語はしゃべれません。お母さんが、服を見たいので、ちょっと見ててもらえないか?と頼まれ、二人を預かりました。アメリカのド田舎の集合店舗に、日本人が、イスラエルの子供を二人連れている。変な光景だった事には、違いありませんが、よく私に、預けてくれたものだと、今になって思います。

店内を、手をつないで、歩いていたときに、量り売りのキャンディー店を見つけて、二人に買ってあげようと、お店に入りました。ところが、入ったとたん、二人は、キャンディーを手につかみ、ポケットに、詰め込んでいるではありませんか、、私は唖然としたのも、つかのま、二人の手をつかみ、そこは、日本語でした、「ちょっと、まって、ちょっと、まってって、お金払わないといけないでしょ?ポケットの中の物を全部だしてよ!!!」二人に通用するはずの無い、日本語を発しながら、ポケットから、キャンディーを没収して、キャンディーは選ぶまもなく、、店員さんは、アジア人だったので、「Can you speak Japanese?」と聞きましたが、返事は、「No I’m Korean.」とという返事が帰ってきて、がっくり、飴を選ばせてもらおうと思っていましたが、英語では説明が大変なので、とにかく、ポケットから没収した、キャンディーのお金を払って、謝ってお店から出ました。

店を出てから、彼らへの説教は、日本語、とにかく、お店ではお金を払わないと、品物はもらえないと、懇々と言ったような、通じたかどうかは、わかりませんが、、。でも、機嫌よく二人は、飴を食べていました。その後、私は、いつもウエストポーチに、飴やキャンディーを入れて、持ち歩いていて、その事を知っていた彼らは、時々私に、飴をちょうだいって、ねだりにきていました。もちろん、アラビア語です。最初何を言っていたのか、わからなかったのですが、ウエストポーチを指差し、ああ、飴がほしいのか、と
解りました。

感心したのは、モスタファがもらいにきたときは、マランタの分もちょうだい。と言い、マランタがもらいにきたときは、モスタファの分もちょうだい。と言うので、本当に渡したしているかどうか、こっそり、後をつけて、見に行った事があります。そうすると、二人でなかよく、ニコニコしながら、飴をちゃんとわけあって、食べていたのを見て、すごく感心したのを、覚えてます。

今日は、ここまでとしますね。

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