これからの20年

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こんにちは、風呂めぐみです。ご縁のある皆さま、いつもありがとうございます。高松でソーシャルビジネスのプラットホーム、コワーキングスペース・ガイニーを運営させていただいています。コワーキングスペースという提供させていただいている設備の特徴から、起業時の初期投資費用をおさえられるため、何かをはじめたい方の利用も多く、相談にのることがあります。セルフブランディングのお手伝いをさせていただいています。

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フォーサイトは新潮社さまより、ご献本いただきました。また、フォーサイトは創刊20周年記念号をもって、休刊されるそうで、残念な思いでいっぱいです。私はフォーサイト20周年記念キャンペーンに参加させていただき、昨年の8月号からブログに感想を書かせていただいていました。休刊が決定したときも、ツイッターで残念だという声をたくさん聞きました。誌面では休刊される事となったそうですが、今年の夏からウェブ版として、新たなスタートを切ることになったそうです。新たな挑戦に期待したいと思います。
また、私のような普通の主婦が記念キャンペーンで、フォーサイトを拝読する事になり、色々な視点で考えるきっかけを与えていただいた事に、大変感謝いたしております。
この場をかりて、御礼申し上げます。ありがとうございました。

Foresight 4月号 表紙は、創刊以来から今までの表紙がすべて並んでいます。全部でパターンは、7パターンあり、①写真のコラージュ ②地球儀アート ③日本が描かれた古地図 ④・⑤上杉敬氏の写真 ⑥・⑦マグナム・フォト となっています。

今月号のテーマは
・これからの20年

フォーサイト20周年記念号ということもあり、今までの20年を見つめてきたからこそ、これからの20年をテーマにできるのだと思いました。そういえば、私も卒業した高校から卒業20周年記念で学年全体規模の同窓会が開催され、20年前にタイムスリップしたばかりでした。

私が注目したのは、ずばりこの記事「これからの20年男たちへ、女たちへ、若者たちへ」ローマ在住、作家塩野七生氏のインタビュー記事です。正直こんなにかっこいい日本人女性がいたなんて、また目から鱗が落ちる思いでした。塩野氏がインタビューで答えていらっしゃることは、日本は20年前からリーダーシップを持った人がいないという事だ。世界経済のなかで、リーダーシップをとらなければならない時に、とれなかったのも、リーダーとよべる人がいなかったからだと、語っていらっしゃいます。それと、インパクトに残ったのは、「たとえ日本が衰退の道を進むしかなくなったとしても、日本が他国から軽蔑されることだけは避けるべきです。」という言葉、なぜなら、人間とは、怖れている相手には慎重になっても、軽く見ている相手に対しては、簡単に、残酷に振舞うことが多いからだと、誌面には語っていらっしゃいます。それと、これからの人口減少問題の改善に、女性の活用と外国人の受け入れも、やはりおっしゃっていらっしゃいますが、なるほどと思ったのは、海外に住んでいる日本人との間のハーフをもっと活用すべきだともおっしゃっていらっしゃいました。

私もこれからの、20年は、女性を活用する20年だと思います。正規、非正規の問題もありますが、まずは、配偶者特別控除を廃止し、女性が働いて普通に稼げる人がもっと増える必要があると考えます。そのためには、育児休暇をとりやすい環境にする。男性の育児参加、保育園の待機児童の減少は、必要不可欠だと思います。現状は仕事か、育児か二者択一、子供を持つとキャリアを捨てるしかありません。そんな世の中で、働く女性が子供を産みたいと思えるでしょうか?子供手当てを配ったところで、何の問題も解決しないと思いますし、子供も増えると思えません。逆に、私は子供を持てた事で、地域社会に助けられ、感謝できるようになりました。子育ては一人でするものではありませんし、できるものでもないと思っています。仕事をしている時間があるからこそ、子供を大切に思える時間もできるのです。インターネットをしていると、色々な女性にめぐり会うことができます。日本の女性達は優秀だと感じ、その人材を活用できていない日本は、とてももったいない国だと、感じてしまうのは、私だけでしょうか?また、女性は子育てすることにより、絶対的に成長します。成長した女性を最大限活用してください。

フォーサイトのトップを飾っている、「待ち受ける二つの未来」で、ニアール・フォアーリガソン氏 米ハーバード大学教授をインタビューされているのも、女性副編集長 写真撮影も 女性フォトジャーナリストです。ぜひ御覧ください。

短い間でしたが、フォーサイトの感想記事を書くことができて、誇りに思っています。このような機会をくださいました、編集部の皆さま、ありがとうございました。

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